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イラスト:neta。

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4:念願の異世界転生したけど転生先が経験値1 のゴブリンだった

平凡な男子高校生タクマは異世界転生ラノベマニア。
ノートにびっしりと異世界転生した時にほしい能力を書き連ね、女神に会った時のセリフまで考えているほどのオタクっぷり。
だが、もちろんそんな機会は永遠に来ない。
これは受験を控えた青春のちょっとしたお遊び……。
タクマはそう考えていた。その時までは!

突っ込んできたトラックに吸い込まれるように撥ねられたタクマが次に目を覚ましたのは、女神さまの前だった。

「ごめんなさい。あなたのことは手違いで
「殺してしまったのでお詫びに能力をつけて異世界に転生させてあげます、やったー!!!」」

食い気味に女神の言葉を先取りし、タクマは念願の異世界転生を果たしたのだ!
そして得る能力は……。

「世界最強になれる能力……って言ったのに……」

タクマが転生したのは、ファンタジー世界でも最弱。勇者が倒しても経験値1にしかならないモンスターの「ゴブリン」だったのだ!

がっかりするタクマだったが、部族のゴブ美を助けるために犬を倒し、そして女神の能力を知る。
それは……レベルアップの時の能力値上昇率100 倍!
そしてこの能力を最大限活用できる種族は、最もレベルの低い最弱モンスター「ゴブリン」なのだった!

「これって、伸びしろしかなくないか?!」

ダークエルフの美少女やネコミミ少女、親友のオーガとともに、襲い来る冒険者と戦いながら、“最弱ゴブリン” タクマが“最強” を目指す!

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